サッカー観戦がより面白くなるポイント
こんにちは、駿也です!
泣きそうなぐらい暑い日々が続く中、 いよいよリオ五輪が始まりました!
1試合目の結果は ・・・
残念ながら、4-5と壮絶な打ち合いに敗れ、痛い敗北を喫してしまいました。
が、
まだまだ戦いは続きますし、他の2戦で勝利をもぎ取ることができれば十分に、
決勝トーナメント進出の可能性はありです!
みなさんで気合い入れて応援しましょう!
ということで、
今回のリオ五輪ではなかなか時間帯的に観戦するのは難しいかもしれませんが、
せっかく観戦できるなら、ただボールを追いかけて眠くなるより、 サッカーの面白さがわかるような見方をしてツウっぽく応援したいですよね。
そこで今回の記事では、
観戦のポイントについて、
『宮本式・ワンランク上の観戦術』
で記されているものから、個人的に気になったポイントを幾つか挙げていきたいと思います!
元サッカー日本代表で現在ガンバ大阪のユースチームの監督をされている イケメンの宮本恒靖さんがサッカーの観方について書いている本なのですが、
試合観戦のポイントについて冒頭で、
「サッカーの勝敗は88分間で決まる。
ボールは3割しか見ない。この二つを意識するだけで、試合の観方がおもしろいほど変わります。」
と、述べられています。
ん?残り2分どこいった?どういう意味?ボール以外を7割も見るん?てなった方は、
このブログも本も読んでいただければと思います。
当たり前やんて方は、即このページを離れてください笑
最初に挙げた、サッカーの勝敗は88分で決まるというのは、サッカーの試合は90分ありますが、 実際選手一人がボールに触れている時間は試合を通して2分前後しかないと言われているんですね。
圧倒的に ボールを持つ時間<ボールを持っていない時間 な訳です。
その為、
この 「ボールのないところの動き(オフザボールの動き)に、その選手の本当の価値や質が出る 」と宮本さんは言います。
お気に入りの選手(イケメンでもなんでも笑)がいれば、ボールだけ追わず、その選手がボールを持っていない時も追って見てみると発見があるかもしれませんね。
他に選手の観方について少しだけ紹介。
シュートミスの裏を観る
シュートミスが起こった場合、惜しい!または、おい〜かラッキー!て感じで済ましてしまいがちかと思います。
しかし、
「ミスが起きたときには、多くの場合、「ミスをさせた相手がいる」ということを忘れてはいけません」
「 DFのコースを切る動きについての感想を口にできたら、「通」への第一歩かもしれません。」
と述べられています。
かなり難しいかもしれませんが、単純に技術的なミスなのか、DFの良い動きから生まれたものなのか、判断できれば、目立ちにくいDFもどの選手がいいプレーをしたか見極めるのに一歩近づきます。逆に下手なフォワードも笑
また、これはパスミスに関しても言えます。
例えば選手が動き出している方向と逆にパスが出て、ギリギリ追いつく、というシーン。
一見噛み合っていないパスミスに見えるかもしれませんが、動き出している方向はすでに相手DFに読まれていた為、パスを出す選手が咄嗟にボールを奪われないように相手DFから遠い方向に出した、そして動き出していた選手もそれを察知していたから追いつけたというケースもあります。
GKがどの選手に向かって向かって怒鳴っているかを見ることで、失点やピンチの原因が理解できる
シュートを打たせたDFに怒っているのか、ボールを失ったMFに怒っているのか、前線からプレスをかけなかったFWに怒っているのか。これが見れれば、ピンチの背景、どのミスが致命的だったか理解するヒントにもなります。
最初に述べた大きなポイントのもう一つとして、
「試合中の6割7割はボールの動きを観て、残りの3割はボールのないところを観る。」
「そう心がけるだけで、サッカーの試合を観る楽しみはぐっと増すはずです。 」
と綴られています。 試合観戦中はどうしてもボールを持っている選手に注目しがちです。(サッカー経験者の僕もです笑)
ただ、それだけでは、なぜボールを失ったのかを考えることが出来ません。
失った原因となる可能性を考えて観ることができたら面白く深く見ることができると述べられています。
その為には全体を見る必要があり、その為の観方として、
ピッチは、4つのゾーンで観る という方法が挙げられています。
よく言われるのはコートを3つに分けて考えるものですが、 実際には選手たちは、感覚的に4つのゾーンに分けてプレー しているようです。
このゾーン分けをした上で、
ボールをどのゾーンで奪おうとしているかで観る
どこのゾーンでボールを奪いに行っているかを確認することで、 そのチームが攻撃的か守備的かわかるといいます。 相手チームのゴールにできるだけ近いエリアでボールを奪おうとするチームは攻撃的と言える一方で、1や2の後方に常に7.8人残して守ろうとするチームは守備的と言えるでしょう。
ディフェンスラインの位置で観る
ディフェンスラインの位置が2の真ん中あたり→コンパクトな状態と言えるでしょう
よりコンパクトに、より相手ゴールに近いところで全体の守備の陣形を保とうとするチームは攻撃的と呼ばれることが多いでしょう。
こういった観方以外にも、 セットプレーの観方も解説されており、読み応えは十分かと思います!
少し前の本になりますので、出てくる選手は現代表とは少し異なりますが、具体的でわかりやすいので、少しでも興味を持たれた方はぜひこれを読んで、
一緒にサッカー観戦を楽しみましょう!
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