東西戦

開催内容： GIFT FUTSAL CUP ～東西戦～ 2015 in KOBE

開催日 ： 2015年7月19日（日） 12時00分～15時00分

開催場所：

参加人数： 東京：22名 神戸：22名

テーマ ： NPO法人GIFTが展開する東西フットサル事業の垣根を越えた

交流戦を行い、フットサルで人と繋がる機会をより一層提供する。

2015年8月、第3回目のGIFT FUTSAL CUP ～東西戦～ in KOBEをで開催しました。

今年で第3回目の開催となるGIFTの中で年間の最大イベントです。

神戸にとっては、第1回大会以来のホームでの試合であり、3連覇がかかる大会でした。

それでは、今大会の様子を神戸チーム側の視点で書かせていただきます。

まずはMIXフットサルからです。東京と神戸チームのメンバーがごちゃ混ぜになって6チーム総当たりで行いました。普段、あまり関わることがないメンバー同士が楽しくボールを蹴ることができる良い機会です。

これも東西戦の１つの魅力ですね。

今大会で3回目ですが、年々女性の方のレベルが上がってきて、MIXでも男子と遜色なくプレーできる選手もおり、コーチという立場からして凄く嬉しく思いました。

MIXフットサルが終われば、いよいよ東西戦の時間です。

ここからは神戸と東京チームに分かれて、男子vs男子、女性vs女性の試合が行われます！

今回の東西戦は、今までとルールが変更されました。以前は総得点の多い方が勝ちというルールでしたが、今回は勝利数の多い方が勝ちというルールです。

まずは男子vs男子の試合からです。

男子チームは2大会連続で東京に負けているので、今大会は3度目の正直で絶対に負けられない状況でした。

試合開始から神戸が自陣でパスを回しボールを支配するも、肝心の縦パスを相手に狙われ、なかなか攻撃の起点を作れない状況が続きます。対する東京は守備のブロックを作りボールを奪ってから縦に素早い攻撃で攻めてきます。

前半の半分を過ぎた頃、自陣でのパスミスから数的優位を作られて失点。前半終了間際にもパスミスから立て続けにゴールを奪われ、0-2で前半を折り返します。

残された時間は10分。我々は攻めるしかありませんでした。今年は得失点差はそこまで大きな意味を持たないため、攻撃に人数をかけることにしました。

後半戦が始まりました。我々が選んだ戦法はパワープレー。後ろには正確なフィードができ、しっかりと守れる選手を。前線には競り合いに強く、しっかりとキープできる選手を置きました。

するとこれが功を奏します。ゴール前に放り込んだボールを相手キーパーと相手DFに競り勝ち、ヘディングでゴールを決め1点を返します。早い時間に得点を決めれたことが、神戸にとって物凄く意味のあるものになりました。その後はやるべきことが明確化し、一気に神戸のペースになります。

残り時間は5分、またもやゴール前に放り込んだボールを相手キーパーとDFに競り勝ち、ヘディングシュート。一度はキーパーに止められますが溢れたボールを押し込みついに同点。そして、終了間際に相手のパスをカットし冷静にゴールに流し込み逆転ゴール！！

最後はチーム一丸となって体を張って守ります。そして試合終了の笛が鳴ります。男子チームは3度目の正直で結果を残すことができました。不利な状況でも最後の最後まで諦めず、仲間を信じて攻め続けた結果だと思います。

本当にナイスゲームでした。

次は女性vs女性の試合です。

今季はキャプテンの交代、コーチの引き継ぎなどチームとしてたくさんの変化がありました。色んな人の想いを背負って最後まで闘うことを伝えました。

前半が始まりました。

自陣ではパスを繋げるもののゴール前に近づくにつれて、相手の素早いプレッシャーに、なかなかパスが繋がらずシュートを打てない状況が続きます。

反対に東京は、しっかりと守り、攻撃時は縦にドリブルで運ぶことができ、個の力でシュートまで持っていける選手を配置してきました。東京の怒涛の攻撃に苦しみますが、GKがスーパーセーブを連発。前回大会に続き、幾度もチームをピンチから救います。

そんな中、神戸がワンチャンスをモノにします。機を試みて攻めに出た選手が、得意のドリブルで駆け上がりゴール前の選手に折り返します。これを確実にゴールに流し込み、待望の先制点。1点リードの状況で前半を折り返します。

後半に入り、いよいよ最後の10分間。ハーフタイムには、球際の弱さが目立っていたため、球際には強くいくこと、プレーを明確にすること、リードしていることを頭に入れて、時間帯を考えてプレーすることをチームとして共有しました。

後半が始まり、慣れないコートと暑さに両チームとも体力を奪われ、徐々にスペースが生まれ始めます。ここで主導権を握るのは東京。我々は何度も攻撃を受けるも全員で最後まで体を張って守り続け、1-0で勝利。この瞬間、3連覇を達成することができました。

今回に関しては、自分たちのスタイルを出し切れなかったかなと正直思います。でも、勝つためには粘り強さや泥臭さも必要だということを選手たちが感じ取ってくれたなら嬉しいです。

1年前、今年は男性・女性共に勝利して「完全優勝」を目標にしていたので、それを達成することができて本当に良かったです。

私事ですが、4月から東京で働くことが決まり、神戸を離れなければいけなくなりました。そのため、今回の東西戦に賭け、何としてでも勝ちたいという想いがありました。

勝ってメンバーの皆と優勝カップを掲げたいと思ってたので、それができて本当に良かったです。

今回の勝利でまた一層、チームとして一丸なれた気がします。でもGIFT神戸としてまた来年に向けて、新たな一歩を踏み出さないといけません。いつまでも謙虚な気持ちを忘れず、確実に成長して第4回大会も制覇して欲しいと思います！！

GIFT神戸の皆さん、本当におめでとう！！

次回のミックスフットサルのご案内です！！